米国株爆上げ!雇用統計予測を大きく外す
naoです。
昨晩の米国株は久しぶりに大きく跳ねましたね。
Nasdaqは昨日ついに過去最高値を更新しました。
NYダウ+3.15%
S&P500+2.62%
Nasdaq+2.06%
この株価の上昇には、6月5日に発表された米国雇用統計が予想に反して良かったことが大きく関係しています。
6月5日発表の5月雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数前月比250万人増加、失業率は13.3%になりました。
ブルームバーグの調査によると、エコノミストの予想の中央値は750万人減で、最も楽観的なものでも80万人減となっていたそうで、増加する予想をしていた人はいなかったとのことです。
急激に悪化した4月の雇用統計の非農業部門雇用者数が2050万人減、失業率は14.7%という散々な数字から一転、今月は労働市場がコロナショックから立ち直ろうとしている兆しが見えました。
依然としてワクチンができるまでは第2波の恐怖がついて回りますが、僕たちが思っているよりも経済の復活は早いのかもしれません。
今まで米政府やFRB(米国連邦準備制度理事会)によって米国株は力強く支えられてきたわけですが、先月までの企業決算や雇用統計などの散々な数字を見れば、株価との釣り合わなさにウンザリしていた方も少なくないでしょう。
市場に資金が溢れんばかり供給され、更にはその資金供給が当分続くとなれば株価が上がるのは当然ですが、実体経済はボロボロですから違和感を覚えるなというのが無理な話です。
今回の雇用統計を受けて胸をなでおろした方も多いのではないでしょうか。
今回の雇用統計では市場予想を大きく上回る良い結果でした。
今回ほどエコノミストが予想を大きく外すのも珍しいそうです。
プロでも予想は難しいわけですから、僕たち個人投資家は今後更に好転しても、反対に一気に悪化しても大丈夫なように、速攻で爆益を見込めるような投資先に集中投資をしたりせずに、堅実な投資対象にコツコツと投資していくことが非常に大切だと思います。
では。
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