【買増】生活必需品セクターETFのVDC
naoです。
タイトルのとおりバンガード生活必需品セクターETF「VDC」を買い増しました。
$744.89(約8万円分)です。
簡単なVDCの紹介
株価$135.18
コロナショック前約10年間のトータルリターン+212%
直近高値からの下落率△9.3%
配当利回り2.58%
経費率0.10%
構成銘柄(バンガード®・米国ヘルスケア・セクターETF より)
保有銘柄は上からP&G(PG)、コカ・コーラ(KO)、ペプシコ(PEP)、ウォルマート(WMT)、フィリップモリス(PM)などなど、米国株式投資家にとって馴染み深い銘柄ばかりです。
銘柄数は92銘柄で、大型株が70%以上占めます。
コロナショック前10年間のトータルリターン(株価値上がりと配当のリターン)は+212%と、S&P500の+264%をアンダーパフォームしています。
生活必需品セクターはその名のとおり生活必需品である洗剤、食料品、タバコなどの商品を扱う企業たちで構成され、不況であっても一定の売上が見込まれることから株価下落への耐性を持ちます。
今回のコロナショックによる大幅下落でショック前高値と現在の株価の下落率を比べてみると、VDCが△9.3%、S&P500が△9.4%、NYダウが△12.8%となっていますので、下落時に多少の耐性はありそうです。
半面、好景気の際の影響は限定的で、他の銘柄が軒並み飛躍的に株価を伸ばす中で亀のようにノソノソ動く株価を眺めることになりがちです。
よく言えば「株価が安定している」悪く言えば「パッとしない」という感じでしょうか。
昨今は以前にも増してハイテクへの人気が集中し、ハイテク銘柄を多く含むナスダック総合指数は先週の大幅下落を受けてもなおコロナショック前の高値と同水準を維持しています。
コロナの外出自粛などで市場が大きく変化する中、変わらず利益を上げ続けるマイクロソフトなどのハイテク企業を見ると「ハイテクはもはや生活必需品」という言葉にも頷けます。
ナスダック総合指数のコロナショック前の高値からの下落率は△0.9%
マイクロソフト(MSFT)は+0.1%
このような中ではナスダック100である「QQQ」100%のポートフォリオでも間違えではないような気すらします。
「VDC意味ある?」
こう聞かれても、絶対にある!と自信をもって言い返せないです。
ただ、未来は誰にも読めないものです。
VDC(バンガード生活必需品セクターETF)が市場平均をアンダーパフォームする可能性は高いと感じているものの、セクター分散の観点から今回の買い増しは間違えではないと思いたいです。
では。