naoの米国株奮闘記(セミリタイアに向けて)

naoの米国株投資奮闘記(富裕層を目指して)

米国株、米国ETFに投資して富裕層を目指すブログです。

【買増】レバレッジ3倍ETF「SPXL」と高配当「VYM」

naoです。

 

タイトルのとおり画像の2銘柄を買い増しました。

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レバレッジETF「SPXL」を約7万円分

高配当株式ETF「VYM」を約6万円分

合計13万円分です。

 

簡単にこの2銘柄を紹介します。

 

SPXL(Direxion Daily S&P 500ブル3倍ETF

株価$42.13

コロナショック前約10年間のトータルリターン+1,818.90%

直近高値からの下落率△44.8%

経費率1.01%

 

レバレッジETFで有名なDirexion社が運営する中で最もメジャー?なETFであるSPXLです。

言わずと知れた米国の代表的な指数の「S&P500」に連動することを目指しますが、その動きはS&P500指数の3倍(1日の値動きが)というギャンブラーも大満足の設計です。

 

このSPXLを全く知らない人は上に書いてあるトータルリターンと下落率は何かの間違えかと思ってしまうかもしれませんが、決して間違えではありません。

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こちらは「SPXL」と「S&P500」の10年間チャートです。
S&P500がほぼ横ばいに推移しているのかと錯覚してしまうほどのSPXLの荒い動きが分かります。

 

コロナショック前には約76ドルを超え、10年間で1800%を超えるリターンを生み出しました。

10年で100万円が1800万円になったということですので、非常に夢があるETFと言えます。

 

しかし反面、コロナショックにより一時16ドル台にまで下落するなど、夢を見た投資家を資産78%減という地獄に叩き込むETFでもあります。

現在は40ドル台まで回復したものの、本家であるS&P500がコロナショック前の高値にタッチしようとしている中で、SPXLはいまだに半値程度に甘んじています。

 

配当金はほぼなし。

経費率は1.01%と他の非レバレッジETFが軒並み0.数%の中では高いと言わざるを得ません。

レバレッジとうそうでないものを比べること自体ナンセンスかもしれませんが。。

 

最近の動きを紹介するとどうしても悪いところばかりが目に尽きますが、レバレッジとはいえ連動先がS&P500なわけですから僕に不安はほとんどありません。

 

S&P500に連動する「VOO」「IVV」「SPY」などは間違えのない有望ETFとよく言われているわけですから、その3倍ETFであるSPXLは3倍有望ということでは?

半分冗談半分本気です。

 

正統派の米国株ブロガーさんで保有している人は少数ですし、経費率の高さ、配当金もほとんど期待できないことから敬遠する人も多いかもしれませんが、個人的にはコソッとおすすめしたいETFのひとつでもあります。

 

さて、SPXLで長くなり過ぎました。

次こそ簡単に紹介します。

 

VYM(バンガード米国高配当株式ETF

株価80.50ドル

コロナショック前約10年間のトータルリターン+236%

直近高値からの下落率△15.1%

配当利回り3.38%

経費率0.06%

構成銘柄(バンガード®・米国高配当株式ETFより)

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ジョンソンエンドジョンソン、JPモルガンチェース、P&G、インテルベライゾンAT&Tなどとても堅実そうな銘柄が並んでいます。

さぞ下落に強いんだろうなと思いきや、VYMの直近高値からの下落率は△15.1%で、S&P500の△8.5%におおきく引き離されています。

 

画像の右のセクター別でみると、コロナショックの中で好調だったヘルスケアがトップにあるものの、次ぐ金融は不景気の影響を強く受け、公益、石油・ガスなども足を引っ張ったと思われます。

QQQに見られたような好調なハイテクの比率もそこまで多くないことに加え、マイクロソフトやアップル、アマゾンなどのいわゆる「GAFAM」と呼ばれる将来有望なハイテク銘柄たちが軒並み低配当もしくは無配当であり、このETFに含まれていないこともパフォーマンスがパッとしないことに一役買っています。

 

コロナショックを抜きにしても、コロナショック前のトータルリターンがVYMは+236%でS&P500の+264%に大きく劣後していて、数字を並べるほどにVYMをディスっている形に。。

 

唯一の救いは、高配当ETFというだけあって配当利回りは3.38%とS&P500(VOO)の1.85%をそれなりに上回ることくらい。

 

ここまで聞いて

「そこまで言うなら、VYMなんかに投資しないでS&P500ETFのVOOとかに投資すればいいじゃないか。。」そう思ったことでしょう。

 

ただ、僕にとっては配当金を完全には捨てがたく、他に低配当のQQQやレバレッジETF、ビザなどの低配当個別株を多数保有する中にあっては、このVYMはポートフォリオの平均配当利回りの向上にいくらかの恩恵があるんです。

 

配当利回りの高い銘柄はタバコ株、通信株、石油株などで4%や5%を超える利回りの銘柄はいくつもありますが、それぞれがそれなりのリスクを持っています。

 

その点VYMであれば、ほどほどのリスクでほどほどの配当金、ほどほどのリターンが期待できるため非常にバランスが良いと言えます。

 

大きくとがったところはないが、全てにおいて最低限満たしている。

先に紹介した強欲の権化のようなSPXLと良い取り合わせかもしれませんね(笑)

 

では。

 

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