naoの米国株奮闘記(セミリタイアに向けて)

naoの米国株投資奮闘記(富裕層を目指して)

米国株、米国ETFに投資して富裕層を目指すブログです。

株価は好調、しかしつまらない相場

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naoです。

 

米国株、調子良いですね。

僕の米国株資産も数日前に含み損を脱して、現在は含み益をいくらか計上しています。

 

株価が上昇するのは結構なことですが、その不気味さときたらないですよね。

2月や3月のように経済の落ち込みに伴って、しっかり株価が下落してくれるのならば

「皆さん、目先の未来は暗いですが、ここで買い増すことで将来必ず報われます。」と声高に叫ぶことができるのですが、

今の相場は、経済の落ち込みは間違いなく起こっているにもかかわらず、下落前の株価に戻ろうとしていますからね。

恐ろしいですよ、これは。

 

分かってはいるんです。

米政府やFRB(米国連邦準備制度理事会)が行っているジャブジャブの景気刺激策の数々によって強く市場は支えられていますし、

そのジャブジャブのお金は様々な資産に流れ込み、国債利回りも低迷している中にあっては、株式に資金が流れるのは当然かもしれません。

 

今後、大口の資金(金融機関など?)が流れ込む可能性や、日銀が行っているようなETF買付による市場への介入をFRBが行うのではないか、という話も聞きますから、さらなる株高が起こる可能性すらあります。

 

ところが、じゃあ、買いか?と言われると

そう簡単ではないのが今の相場です。

 

株価は数年先の未来を織り込むと言われます。

現在の株価は、先ほど述べた政府やFRBの貢献によって築かれているものと思われますが、その他にも、新型コロナウイルスの影響による経済の低迷からの脱却も間違いなく織り込まれています。

脱却にかかる期間を市場がどれくらいと想定しているかは分かりませんが、織り込まれているのは間違いないでしょう。

 

しかし、中国の武漢市で再び集団感染が起こったことから、今後収束しそうになっても油断すれば再び感染が広がって第2波が来る可能性は十分考えられますし、

また、期待されているワクチン開発が必ずしも成功するとは限らないことから、市場が予想する未来のとおりに新型コロナウイルスが収束する保証はありません。

事実、開発に乗り出すも成功に至らなかったワクチンが過去に何種類もあるそうです。

 

また、仮に開発に成功するのだとしても、ニュースで報じられている量産などの予定時期は、あくまで「最速で、見込み」などの文言がついていることも忘れてはいけません。

開発途中で重大な副作用などが発覚すれば、振出しに戻ってしまうでしょう。

1年後、2年後などといろいろ言われていますが、どうなるかは誰にも分からないんです。

 

加えて、調べていませんので詳しくはよく知りませんが、米中関係の悪化が再び言われていますね。

もうコロナでお腹いっぱいだから、勘弁してほしいですよ。本当に。。。

 

このような中で、個人的には今の相場に全く魅力を感じないため、今月分の買い増しをまだしていないものの、買いに動く気が起きません。

 

今までの米国株は僕に

上昇相場であれば、「どこまで株価は伸びるんだろう」と米国株の力強さを感じさせ、

下落相場であれば、「どこまで下がるんだろう」と不安にさせられながらも、買い増しが楽しみになったりと、僕にスリルとリターンを与えてくれました。

 

しかし現在の米国株は「不気味」の一言に尽きます。

 

金融や経済に詳しい方からすれば「~だから株価が上がるのは当然」と一蹴されるかもしれません。

しかし僕みたいな素人からすれば、日ごろ聞こえてくるニュースと株価とが一致していないように思え、薄氷の上を歩いている気分がします。

 

足元に広がっているのは、薄氷なのか、それとも堅いコンクリートの地面なのか。。

不安はありますが、結果は後になって見なければ分からないので僕は今月も継続して株式の買い増しをします。

 

こんなに、ワクワクしない投資は初めてだ。。。

 

では。

 

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