naoの米国株奮闘記(セミリタイアに向けて)

naoの米国株投資奮闘記(富裕層を目指して)

米国株、米国ETFに投資して富裕層を目指すブログです。

【高配当ETFはどうか】VYMとSPYDを買い増し

naoです。

 

タイトルのとおり、下記の2銘柄を買い増しました。

「VYM(バンガード高配当ETF)」を10株で約8万円分

「SPYD(S&P500高配当ETF)」を30株で約8万円分

合計で約16万円分です。

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基本情報

VYM(バンガード米国高配当株式ETF

株価74.99ドル

直近高値からの下落率△20.9%

コロナショック前約10年間のトータルリターン+236%

配当利回り3.71%

経費率0.06%

構成銘柄(バンガード®・米国高配当株式ETFより)

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高配当ETFと言ったらコレ!

バンガード社が運営する高配当ETFです。

近年の配当利回りは3%を下回ることが多かったのですが、コロナショックによって4%近くなっていますね。

経費率は激安!

約400銘柄で構成されていて、分散性も問題なし!

上位10社を見てみても有名どころがズラリ!

 

最上位に位置するJPモルガン・チェース(JPM)は4月の上旬、同社CEOのダイモン氏が株主に向けた書簡で「配当停止」に言及したことから、今後、配当が停止される可能性があります。

 

金融業は景気敏感株ですので、今後の景気はあまり良くないでしょうから仕方ないですね。

同社の現在の配当利回りは4.19%ですが、期待しすぎない方が良いかもしれません。。

 

もしも減配されればVYMから外されてしまいます。

 僕は個別株で金融関連の株式に投資をしていませんので、VYMに占める金融銘柄の割合が19%というのも非常に助かっていました。

そうならないことを願っていますがどうでしょうか。

なお、JPMはリーマンショック直後に配当金を四半期ごと0.38ドル(1株当たり)から0.05ドルへと約90%の減配をしています。

 

構成比率2番目以降は配当が安定しそうな銘柄が多いです。

ジョンソンエンドジョンソン(jnj)

配当利回り2.69% 連続増配57年

プロクターアンドギャンブル(PG)

配当利回り2.76% 連続増配63年

エクソンモービル(XOM)

配当利回り8.29% 連続増配38年

AT&T(T)

配当利回り7.35% 連続増配35年

インテル(INTC)

配当利回り2.26% 連続増配6年

ベライゾン(VZ)

配当利回り4.50% 連続増配13年

 

連続増配年数自体は今後の配当継続性を保証するものではありませんが、過去何十年も配当を継続して増額してきたという実績はやっぱり安心感がありますよね。

 

インテルベライゾンの連続増配年数が少なめなのが目につきますが、インテルは先日発表された2020年1-3月期の決算は良かったようですし、ベライゾンAT&Tと同じく通信インフラを提供する企業ですので堅いのではと思っています。

ベライゾンの増配年数はAT&Tと同じくらいと勝手に思っていました。結構少ないんですね。

  

SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

株価25.56ドル

直近高値からの下落率△36.1%

コロナショック前約10年間のトータルリターン

※2015年10月21日に設定のため測定不能

配当利回り7.15%

経費率0.07%

構成銘柄(SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETFより)

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ステートストリート社が運用する2015年に設定された比較的若いETFです。

配当利回りは7.15%と驚異的ですが、直近高値からの下落率も驚異的!

他のETFがコロナショックの最安値から大きく値を戻している中、一人取り残されています。

 

組み入れ銘柄は70銘柄(前は80銘柄だったような。。)で、均等配分となっています。

S&P500指数の中から選出された70銘柄とはいえ、均等配分によって(SP500の中では)比較的小さい企業も均等に保有されます。

高配当株は不安も多い銘柄も多いですから、均等配分が吉と出るか凶と出るか。

 

上の画像では構成比率にバラツキがみられます。

コロナショックにより均等配分に歪みが生じていますね。

新型コロナウイルスに有効とされる話題の抗ウイルス薬「レムデシビル」を有するギリアド・サイエンシズ社が最上位に位置しています。

 

僕がSPYDに投資を始めたときは、構成銘柄を眺めてもほとんど知らない名前が並んでいたと記憶していますが、現在の上位10銘柄はほぼすべてが見知った銘柄です。

 

コロナショックでは銘柄ごとの差が顕著に出ていますが、それでも大型株が優勢という流れは変わらずということでしょうか。

まぁ、そもそも大幅下落時には、大型株の方が体力があるので下落抵抗力があるのは当然かもしれませんが。

 

セクター比率はこんな感じ(上位5セクター)

不動産関連が17.6%

金融が12.85%

エネルギーが12.56%

生活必需品が11.86%

公益が11.49%

不動産がトップと珍しいつくり。個人的にこれも魅力の一つです。

 

いかがだったでしょうか。

サクッと銘柄に触れる予定でしたが、書いていくうちに長くなってしまいました。

自分のおもちゃを見せびらかすような感覚でしょうか。

やっぱり気に入っているんでしょうね。この2つの高配当ETFが。

 

先ほど述べた通り、高配当ETFには業績の不安な銘柄が含まれているケースが多いです。

高配当化する銘柄には、そうなる理由がしっかりあるからです。

 

エクソンモービル配当利回り8.29%)は原油安によって業績は懸念しかないですし、

AT&T(同7.35%)は借金額全米NO.1です。

ベライゾン(同4.50%)は低成長。などなど

 

反対に業績が素晴らしい企業は高配当化しづらいです。

例えば、

ビザ(V)は連続増配年数11年で、配当成長率年25.33%(直近10年間)と素晴らしいですが、配当利回りは0.65%です。

マイクロソフトは連続増配年数11年で、配当成長率年13.77%(直近10年間)ですが、配当利回りは1.11%です。

 

この2銘柄は超人気銘柄で業績も申し分ないですが、株価の上昇によって配当利回りが低下しています。

この2つのような業績が素晴らしくみんなが欲しがる企業は決して高配当にはならないんです。

 

個別株、ETFどちらに投資するにしても、高配当銘柄に投資するならば、このあたりのリスクを意識しながら投資をしたいですね。

 

では。

 

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